世界的に大流行している新型コロナウイルスは、私達旅行業界また皆様にも多大な影響を与えており、いつ再び海外旅行に行けるのだろうか?と首を長くしてお待ちになっていることかと思います。

アフリカでは、アジアや欧米に比べコロナは遅れて感染が広がり、若年層が多いこともあって死者数は欧米に比べて少ない状況でした。しかし最近では、南アフリカやナイジェリアなどで感染者が急増し、安心するにはまだ早い状況が続いています。

アフリカの一部の国では状況を見守りながら少しずつ規制が緩和されたり、ケニアやチュニジアでは国境が開く動きも出てきていますが、以前のように安心して海外旅行ができるようになるには、もう少し時間がかかるかと感じています。

先が見通せない状況は続きますが、お客様の海外旅行への期待は日々大きくなってきており、今はお時間のある内に情報収集や次のご旅行の計画をじっくり立てていただけるチャンスではないでしょうか。

その為にも、アフリカの役立つ情報や現状を日々アップデートし、遠くにいながら少しでも壮大なアフリカを感じ、今後アフリカ旅行への希望を皆様に持っていただけることを願っています。

弊社で主に手配している、現在のアフリカ各国の状況を簡単に下記にまとめています。
最新のコロナの状況については、アフリカ各国のコロナウイルスの対応でご確認ください。

また今後の旅行再開情報は、アフリカ各国の旅行再開情報で随時更新していきます。

内容は日々変化しますので、記載の情報が変更になっている場合もありますので、ご注意ください。


ケニア 在ケニア日本国大使館  ケニア航空局 (8月6日付け)
8/1から国際商用便の運行が再開されました。日本を含む下記の国からの入国を認めています。

日本、中国、韓国
ジンバブエ、エチオピア、ルワンダ、ウガンダ、ナミビア、モロッコ
カナダ、米国(カリフォルニア州、フロリダ州、テキサス州を除く)
英国、フランス、オランダ、カタール、UAE、イタリア、スイス

8/6に更に免除される国が追加されています。ケニア運輸インフラ省Twitter

入出国時、空港に入る前に体温を確認されます。出国時に体温が37.5度以上ある場合には渡航が認められません。入国時に体温が37.5度以上あり同感染症の兆候がある場合には、空港検疫サービスにて追加検査を受け、政府指定の施設で隔離の対象となります。

全ての国際線の乗客は、最初の搭乗地にて搭乗96時間前にPCR検査を受け、PCR検査陰性証明書を保持する必要があります。空港内、飛行機搭乗中はマスクを着用し、1.5m以上のフィジカルディスタンスを確保しましょう。

タンザニア 在タンザニア日本国大使館 (8月6日付け)
5/18 からすべての国際旅客便の離着陸及び領空通過を許可しています。8月の始めにタンザニアに入出国する全ての旅行者にPCR検査陰性証明書の提示を義務付けていましたが、8/6に新たな出入国時の渡航情報として,出発国の条件として陰性証明書が課せられている全ての旅行者は,到着時に同証明書を提示しなくてはならない旨発表しました。

日本政府は本邦出国時に陰性証明書の提示を義務付けていないため,当地入国時及び当地出国時の双方で,陰性証明書の提示は不要となります。

  • 全ての旅行者は出入国時に水際対策の強化されたスクリーニングの対象となる。
  • 出発国の条件として,陰性証明書が課せられている全ての旅行者は,到着時に同証明書を提示しなくてはならない。

これにより,日本政府は本邦出国時に陰性証明書の提示を義務付けていないため,当地入国時及び当地出国時の双方で,陰性証明書の提示は不要となります。

ウガンダ  在ウガンダ日本国大使館 (9月20日付け)
10月15日より、学校(最高学年の生徒)、教会の再開が予定されています。
10月1日よりエンテベ国際空港の運用が再開される見込みです。
入国の際は、ウガンダ到着72時間以内のPCR検査(鼻咽頭スワブ)の陰性証明書の携行が必要です。
到着時の隔離の有無、詳細な情報に関しては現在、確認中です。

ルワンダ 在ルワンダ日本国大使館ページ参照  (8月3日付け)
8/1 よりルワンダ空港国際線商業便の一部が再開しました。出発国にて、出発72時間以内にPCR検査の結果が陰性だったことを証明する必要があり、またキガリ空港到着時に自費で2度目のPCR検査を受検し、検査結果を待つ間はルワンダ政府が指定する宿舎にて待機する必要があります。
PCR検査の結果が陽性の場合は、専門医療機関に移送され、陰性の場合は、宿舎から移動可能です。
また出国時は、出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書が必要です。

ザンビア
入国はできますが、ザンビア入国時にはビザが必要で現在はビザの受付を停止している為
観光で渡航はできない状態です。

ジンバブエ 在ジンバブエ日本国大使館 
9月22日現在、ジンバブエ国籍及び有効な居住許可者のみ入国が可能です。入国後は、指定された施設で21日間隔離されます。現在、医療関係者などのストが有り、情勢は安定していません。

エチオピア 在エチオピア日本国大使館 (8月7日付け)
一部のフライトが再開しています。入国後は政府指定宿舎において7日間の検疫隔離の後、自宅等において7日間の自主検疫隔離が必要です。入国前120時間以内に発給された新型コロナウイルス陰性証明書を提示し,新たに検査用の検体を提出すれば,指定宿舎ではなく自宅等において14日間の検疫隔離を行うことが可能となっています。エチオピアからの帰国便の運行は不安定な状態です。

ボツワナ 外務省 海外安全ホームページ (7月31日付け)
ボツワナ人及びボツワナに居住する外国人以外の入国を禁止する。7月31日から8月14日までGreater Gaborone Covid-19ゾーンに限定し、ロックダウン措置を導入しています。国境はしまっており、再開は未定です。

ナミビア  (10月1日付け)
10月1日より、国境が再開しています。入国時にはPCR検査の陰性証明書と事前に予約された日程表の提示が必要です。また各航空会社は、ナミビア出国時のPCR検査陰性証明書の提示を義務としています。

南アフリカ 在南アフリカ共和国日本国大使館 (10月1日付け)
9月21日からロックダウン警戒レベル1に引き下げられる旨、さらに、10月 1 日から国境閉鎖が高リスク国の出入国を制限するなどの条件付で解除される旨発表しました。現時点では日本は高リスク国には指定され ていません。

【高リスク国】
インド、ブラジル、オランダ、カタール、UAE、アルゼンチン、メキシコ、イラン、イスラエル、スイス、ポルトガル、米、英、仏、ロシア等60ヶ国

【国境の一部再開】 10月1日より、アフリカ大陸からの渡航者、および COVID-1 9 の感染・感染率が低いアフリカ大陸 以外の国からの渡航者は出発 72時間前の COVID-1 9 陰性証明書提出等の条件付きで南アに入国可 能。
・アフリカ大陸外の国からの南アへの入国を一時的に規制するための入国基準及び COVID-1 9 の感染
・感染率が高い国のリストは別途定められる。リストは随時改訂することができる。
・国際航空旅行は O R タンボ国際空港、キング・シャカ国際空港、ケープタウン国際空港の3つに制限される。 

レソト 在南アフリカ共和国日本国大使館 (10月1日付け)
レソト政府は、10月1日からレソト国籍以外の渡航者のレソト入国要件及びプロセスについて発表し、レソトに入国するには72時間以内のコロナ陰性証明が必要となり、入国港でのスクリー ニングが実施されます。

セーシェル 外務省 海外安全ホームページ
8月1日から低・中リスク国からの国際商用便の受入れを再開。出発72時間以内の検査実施及び陰性証明の提出、セーシェル政府が指定した宿泊施設への宿泊証明等の提出を条件に入国が認められる。日本は7月23日以降、高リスク国に指定されており、日本からの渡航は認められていません。

チュニジア 在チュニジア日本国大使館
(9月28日付け)
9月23日にチュニジア保険省がリストを更新し、日本はオレンジ(感染危険度中)に分類されました。
*第3国を経由し入国する場合は、下記の条件が当てはまらない場合がございますのでご注意ください。

・入国及び入国前の措置
(1)オレンジ(感染危険度中)の国からの入国者
ア 下記リンク先から健康フォームを入力し,データ送信。 https://app.e7mi.tn/travelers

イ PCR検査による陰性証明の提示を義務付け。出発地において,出発の72時間以内が望ましいが,チュニジア到着時間を起点に120時間以内に(出発地で)受検したものでも可。

・入国後の措置(オレンジの国からの旅行者(ホテル滞在を希望する在留外国人,短期ビジネス出 張者等含む))

ア 空港からホテルまで衛生規則を遵守する観光バスで移動。
イ ホテル滞在及び観光に関する衛生規則を尊重。

ウ 団体ツアーにて,衛生規則を遵守の上,博物館,記念碑及び遺跡の観光地への訪問 可。
エ 入国5~7日目にPCR検査(自己負担)を受け,陰性であれば,7日間の隔離で 終了。
兆候が見られれば,14日間の隔離を継続。