手付かずの自然と最上級のサファリを楽しもう!
見渡す限り広がる大平原と野生動物、カラハリ砂漠、オカバンゴ・デルタ。最高のワイルドライフ体験ができるボツワナ。
正式名称 | ボツワナ共和国 / Republic of Botswana |
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公用語 | 英語、ツワナ語 |
首都 | ハボーロネ |
宗教 | キリスト教、伝統宗教 |
日本との時差 | -7時間 |
通貨 | BWP(ボツワナ・プラ) |
気候
季節は主に、夏の雨季と冬の乾季に分かれています。雨季は11月から3月。気温は38度まで上昇することもありますが、夜間は気温が下がり涼しくなります。オカバンゴ氾濫原には、渡り鳥が飛来し、緑豊かな草と豊かな水を求めて野生動物が集まります。捕食を狙う肉食動物の姿も見られます。雷雲が垂れ込みやすく、稲妻も見られます。雨季のオカバンゴ氾濫原はコントラスト豊かで、写真撮影にもおすすめです。乾季は5月から9月。6月から8月は冬にあたります。日中は暑くなりますが、夜間は気温が急激に下がり、0度を下回ることもあります。雨はほとんど降りません。カラハリ砂漠は極端に乾燥し、日中は温かく、朝晩は冷え込ます。
旅行シーズン
Photo Garelly
ボツワナの見どころ
ボツワナには、なんと言っても手つかずの自然と野生動物、本物志向のサファリファンをも唸らす魅力があります。乾燥した砂漠から湿地帯まで、様々な美しい地形を見ることができます。北部のチョベ国立公園には数多くのゾウが生息し、緑豊かな氾濫原「オカバンゴ・デルタ」があることでも有名です。水を求めてやって来る動物たちの姿、雄大な自然の世界が広がります。中央部には、ボツワナの国土70%を占める広大なカラハリ砂漠が広がります。この地域には、何千年も昔から狩猟採集民族のサン族が暮らしています。
北部
世界最大の内陸デルタ
アンゴラから流れる川が、膨大な雨で氾濫を起こし、その水がボツワナ側まで流れ込むことで世界最大のデルタが形成されています。アンゴラから流れてくる水は、ボツワナの乾季にあたる5月~8月頃に辿り着き、涸れ果てたオカバンゴの大地に広大な氾濫原が現れます。豊かな水と緑豊かな湿原や水辺には、ヌーやシマウマなどの草食動物が集まり、それを狙う肉食動物の姿も見ることができます。ゾウの群れが食べ物を求めて歩く姿、ワニやカバが頻繁に水面から顔を出す姿は可愛らしくもコミカルです。緑に囲まれた曲がりくねった水路を小さな木船に乗って、バードウォッチングを楽しんだり、パピルスの群生を見ることもできます。
森と水路に囲まれた手付かずの自然
リニャンティ動物保護区は、 ナミビアとボツワナの国境沿いを流れるリニャンティ川の南岸、チョベ国立公園の西に隣接する私営動物保護区です。 広大なサバンナ、川、森、曲がりくねった潟、湿地帯の風景。ここには手付かずの大自然が広がります。まるで芸術作品のようなシロアリ塚、水面から顔を覗かせるカバやバッファローの群れ、美しい夕日を背景に闊歩する象の姿、カラフルな沢山の野鳥たち。静寂な世界に、動物たちが豊かな音色を奏でます。
何千頭ものシマウマ、ライオン、ヒョウ、チーター、キリンなどの大型動物から希少な固有種まで、さまざまな野生動物を見ることができ、動物との遭遇率の高さから、本格的な撮影をはじめ、本物志向のサファリにこだわる方に特におすすめです。水で潤い緑豊かな季節には、何千羽もの色彩豊かな野鳥が飛来してくるため、世界の野鳥愛好家たちが憧れるバーディングスポットとしても有名です。
中央部
野生動物、満点の星空、魅惑の砂漠
ボツワナ中心部に位置する中央カラハリ動物保護区は、 世界で二番目に大きな動物保護区です。大半部分が平地で、低木や草に覆われたエリア、大きな樹が繁る エリア、川渓谷には、天然塩田が見られます。数千年前から、狩猟・遊牧民族のサン族がこの地で生活していることでも知られます。ミーアキャット、オオミミギツネ、デザートピグミーマウスなどの小さな哺乳動物から、キリン、チーター、ヒョウ、ライオンなどの大型動物を見ることもできます。ヌーやシマウマ、オリックス、アカハーテビーストなど草食動物の群れは、砂丘と谷の間を季節ごとに移動し、冬になると水辺に集まります。そこには、捕食を狙う黒たてがみライオンの姿も。