9月1日から、エジプトでは全ての観光地が営業再開しました。とはいえ、未だ日本から簡単に渡航できる状況にはありませんが、一日も早く安心して旅行できる日を願って、いつか来るべき、次なる旅の計画を練ってみるのはいかがでしょうか。
ここでは、北アフリカの中でも早々に観光地営業が再開されているエジプトへの入国条件について、現段階(2020年9月2日現在)の情報を掲載します。
①エジプト渡航可能国
以下、現在のところエジプトへの訪問が許可されている国です。(2020年9月2日現在)
欧州連合加盟国
オーストラリア
カナダ
ジョージア
日本
韓国
ニュージーランド
北マケドニア
ノルウェー
ロシア
セルビア
ウクライナ
イギリス
アメリカ合衆国
②エジプト入国要件
エジプト政府は、世界的にコロナウイルス感染者が増加していることを受け、すべての旅行者を対象に、新しい入国要件を発表し新たな検査要件を追加しました。
必須:エジプト滞在に関するビザエントリー
エジプトに到着するすべての旅行者は、国ごとの査証要件に従う必要があります。日本国籍の方は、事前に在日エジプト大使館で取得するか、又は、カイロ空港等到着時に取得する事が可能です。(滞在許可1か月、手数料25米ドル)
必須:健康状態の証明
旅行者はエジプト到着時に検疫の必要はありませんが、2020年9月1日より、エジプトに渡航するすべての旅行者は、エジプト到着の72時間前までにPCR検査を受け、入国の際に陰性であることを証明する必要があります。検査結果は紙媒体でのみ提出する必要があります。デジタルコピーは受け付けられません。
外務省海外安全ホームページにも詳しく書かれていますので抜粋します。
また、経由地に関してもPCRテスト陰性証明が必要かどうか、情報収集をしましょう。陰性証明は、エジプト到着時だけではなく、乗継地での航空便チェックイン時や搭乗時に、利用航空会社により確認されるようです。陰性証明の条件についても、利用航空会社に事前によく確認しておくことをおすすめします。
必須:陰性証明に必要な項目(外務省ホームページより抜粋)
○検体採取の日付と時間の記載
○認可された検査機関(注)による押印
○綿棒を用いた拭い液による検体種別(咽頭部や鼻部など採取部位の別)の記載
○RT-PCR法による検査であることの記載
注:経済産業省は「ビジネス渡航者向けのPCR検査及び証明書発行」医療施設について、厚生労働省からの紹介により、日本渡航医学会から提供のあったリストを掲載し、最新情報は日本渡航医学会のウェブサイトを確認するよう案内しています。
③エジプト滞在の際に気をつけたいこと
エジプト滞在中は、すべての公共の場所でマスクを着用することが義務付けられており、義務を守らない場合は罰金が科せられる可能性があります。厳格な社会的距離のガイドラインが適用されます。すべての目印と標識に注意して従いましょう。
④最後に…
入国に関する情報は世界各地日々変わっています。エジプト政府側が外国からの観光客を受けいれますと言っても、日本の外務省から発令されている感染症危険情報においては、まだエジプトもレベル3(渡航中止勧告地域)に入ります。エジプト渡航に際するルールは予告なしに変更され更新されていますので、ご旅行前に領事館や現地当局にお問い合わせいただき、ご自身の国籍での入国・旅行条件についてご確認ください。一日も早く心置きなく旅行できる日が待ち遠しいですね!withコロナ時代と言われるようにもなりましたが、今後旅行ができるような日が来た際は、いままでにはなかった入国ルールが存在している可能性もあります。各国の入国条件や状況を必ずチェックしていくことをおすすめします。
※この記事は、政府の勧告に反した旅行を推奨するものではありません。旅行に関する最終決定は自己責任とし、当社は一切の責任を負いかねます。