先日のブログで少し触れましたが、ナイロビのカレン・ブリクセン博物館についてご紹介します。
20世紀のデンマークを代表するゴシック小説家、カレン・ブリクセン。彼女がスウェーデン貴族の夫とケニアに移住し、コーヒー農園を経営して17年過ごした家が国立博物館として公開されています。

(博物館のお庭)


離婚や病気になり、更にはコーヒー農園の経営が失敗し1931年に帰国したカレン。アフリカでの生活を回顧した自伝的小説「アフリカの日々」を1937年にアイザック・ディネーセン名義で出版し、1985年に「愛と悲しみの果て〜Out of Africa」として映画化されました。

実は、博物館を訪れた後に映画を見ましたが、若き日のメリル・ストリープの美しさ、ロバート・レッドフォードのイケメンぶりにびっくり! 当時のケニアの様子やサファリのシーンはとても印象的で、カレンのアフリカへの愛が伝わってきます。事前に映画を見て、博物館を訪れることをお勧めします。

 

(Tamambo Karen Blixenレストランでのお食事)

博物館の中には実際にカレンが使用していた家具や調度品が飾られていて、広々としたお庭は綺麗にお手入れされ、当時の生活の様子がイメージされるでしょう。見学の後は、すぐ近くのTamambo Karen Blixenでお食事がお勧めです。生牡蠣が食べられますよ!

カレン・ブリクセン博物館
住所:Karen Rd ナイロビ ケニア
営業時間:午前8時半〜午後5時半