はじめまして、ONLY ONE AFRICAの齋藤です!

今回の記事では、ナミビアのオンガバ保護区、エトーシャ国立公園での旅レポートをお届けします。

Day1|オンガバ保護区

昨日の昼ごろ、ナミビアの首都であるウィンドフックに到着した我々は、市内観光のあと「Okapuka Safari Lodge」に宿泊しました。
朝食ではオムレツや焼き立てのクロワッサンなどを楽しむことができました。
特にクロワッサンは非常に美味しかったです。Okapuka Safari Lodgeに宿泊される方は、ぜひ食べてみてくださいね。

この日は朝8:00ごろにガイドがロッジに迎えに来たので、そのまま車で4時間30分ほどかけてオンガバ保護区へと向かいます。オンガバ保護区はエトーシャ国立公園に隣接する自然保護区で、敷地は広くないですがサイの名所として知られています。

ウィントフックからはずっと北上して400kmほどにあるこのオンガバ保護区。4時間のドライブでは何度か休憩を挟みながら、昼ごろの到着を目指しました。ウィントフックからオンガバ保護区へと続く道は、しっかりとアスファルトで舗装されていたため、サファリカーのなかで寛ぎながら移動できました。

しっかりと計画通りに13:00ごろにオンガバ保護区に到着しました。そのまま、昼食を食べるためにも今日泊まるロッジ「Ongava Lodge」へと向かいます。

部屋の内装はこんな感じでした。室内はエアコンも付いているため、日中でも室内で涼みながら休憩できます。

部屋もかなり広々としていたため、リラックスには最適でした。
一旦荷物だけこの部屋において、ロビー近くにある昼食会場へと向かいました。

こちらがロビー兼昼食会場のテラスから見れる展望です。
あたり一面、ずーっと低木林が続いています。乾季と雨季が入れ替わる気候をしているので、あまり植物の背が高くならないそうです。

昼食は魚・鶏肉・ヴィーガンのなかから選択できるようになっていました。
僕は鶏肉を頼むと、焼き鳥を思い起こさせるような串刺しのお肉が出てきました。

メインは白身魚のフライのタルタルソース添え。美味しかったです。
食後のコーヒーを飲んで、4時間のロングドライブの疲れを癒したところで、午後のゲームドライブへ。

このOngava Lodgeではゲームドライブも料金に含まれているため、Ongava Lodge手配のドライバーでサファリに向かいました。目指すはやっぱり名物のサイ。特にシロサイが有名だそうです。

みなさん、シロサイとクロサイの名前の由来を知っていますか?
実はこの2つのサイ、肌の色が由来じゃないんです。この2つの差異は、彼らの「口の形」にあります。

シロサイは地面の草を食べやすくするため、口が広くて地面の草を食べやすいという特徴があります。
一方でクロサイは口の形が尖っていて、木の葉っぱや植物を食べやすい形をしています。

この口が広い(Wide)だから、アフリカでは「Wide Rhino(広いサイ)」と呼ばれていました。これを聞いた入植時代のイギリス人たちが「White Rhino(白いサイ)」と聞き間違えたそうです…!
その勘違いが発展して、シロサイの反対だから「Black Rhino(黒いサイ)」になったとのことです。もはやクロサイに関しては黒くもない…。

そんな雑学をガイドさんに教えてもらいながらドライブをしていると、シロサイの群れを見つけることができました!
やっぱり口の形が広かったです。

サイを探すのにも2-3時間ほどかかってしまったため、サイ発見後はそのまま日没を見ました。

日没後はロッジまで戻り、そのまま夕食となりました。夕食を食べながら、ドライバーが南十字星や冬の大三角形について説明してくれました。夕食のメニューも選択制でしたが、今回は豚の肉巻きを頼みました。
マスタードソースをかけて食べた豚の肉巻きは、非常に美味しかったです。

 

Day 2|エトーシャ国立公園

2日目も7:00ごろにホテルをチェックアウトして、今度はエトーシャ国立公園へと向かいました。
こちらも約4時間ほどの移動となります。本来はオンガバ保護区には2泊以上するのが一般的ですが、今回は視察旅行なのでハイテンポで回りました。移動時間が非常に長くなってしまうため、時間に余裕がある方はしっかりと1つのエリアに2日以上宿泊することをおすすめします。
特に、西洋人の場合は1つのロッジに家族で1週間近く滞在することも珍しくなく、ホテルのテラスからゆっくりと変わりゆく景色を楽しむ…と言ったような楽しみ方もあるそうです。国によってサファリの楽しみ方は国民性が出ますね。

 

エトーシャへと移動する道中でも、キリンの群れやクロサイをみることができました。
昨日みたシロサイとは違い、クロサイは性格が凶暴なので遠くからしか見ることができません。
遠くからみただけでも、シロサイよりも小柄であることがわかりました。
他にもシママングースや、アカアシアラゲジリスを見つけられました。

今日泊まる宿であるDolomitte Campには13:00ごろに到着しました。
荷物を部屋に預けて、軽食を食べてから午後のサファリへと出発しました。

部屋の内装は比較的シンプルでした。

午後のゲームドライブでは、2種類のシマウマが同時に草を食べているところが見れました。

手前に写っていて、腹部の下側まで縞が回っているのがサバンナのシマウマ「Plains zebra」です。
一方で写真奥側で草を食べているのがヤマシマウマ「Mountain zebra」です。この2種類のシマウマが同時にいることはとても珍しいのでラッキーでした。

他にも発情期のゾウやダチョウも見れました。
ゾウは基本的にメスが子育てを行い、子供を肉食動物から守るために群れで行動していることが一般的です。
なので、このように1匹で行動しているゾウはオスの可能性が高いです。

この日の夕食もロッジにて取りました。
次回記事では、砂漠に適応した小柄なゾウがいるトワイフェルフォーンへと向かいます。


以上、ナミビアのオンガバ・エトーシャでのサファリ旅行のレポートとなります。

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