ルアンダ到着

アンゴラの首都ルアンダへ到着。係員がお迎えし、専用車で送迎します。

ポルトガルの探検家によって1576年に建設されたルアンダを一日かけて探索します。この都市は、現代性と植民地時代の遺産が交じり合った魅力的な場所です。ホテル・イルハマールにて宿泊。

ルアンダ／ルバンゴへ

国内線で南部の都市ルバンゴへ。ルバンゴへのフライトのため、空港へ送迎します。着陸後、シエラ・デ・レバの中心にあるトゥンダバラの岩壁に向かいます。標高2000メートルから望むナミベ地方の景色とサンセットをお楽しみください。

ルバンゴ／ガルガンタ／ングエンデレンゴ村へ

小さな町ガルガンタからフンパタ方面へドライブします。シエラ・デ・レバ山脈を横切り、ングエンデレンゴ民族の領土である山岳地帯へ。ングエンデレンゴ村のひとつを訪れ、彼らの生活様式を見学します。独特のヘアスタイルの女性、運がよければ、フィコと呼ばれる女性の儀式を見学することもできます。この日は村のキャンプに滞在します。

グエンデレンゴ村／ナミベ

ムクバル族の居住区であるナミベに向かうため、ホストファミリーとお別れします。道中、1915年にポルトガル人技師アルトゥール・トーレスによって建設された道を1,000メートルほどジグザグに下ります。まるで芸術作品のようなこの道路は、20kmに渡り、19のカーブと素晴らしい風景を眺めることができます。

ナミベまたは「モカメデス」と呼ばれる海岸沿いの町は、遊歩道が整備され、おいしい魚料理をいただけるレストランが建ち並びます。午後はビーチを散歩したり、ケープ・ベルデからの船、インディペンデンス号を訪ねるなどご自由にお過ごしいただきます。

ナミベ／アルコ／クロカ／ナミベ

この日はアルコ・オアシスとクロカを訪れます。変わった形の不思議な奇岩、クロカ川が創り出す自然のラグーンの景色が魅力的なエリアです。ナミベのホテルに戻る途中、キュロカ渓谷をドライブします。印象的な赤みがかった砂岩の景観をお楽しみください。

ナミベ／チトゥンド・フロ／ムクバルとムクイ村へ

ナミベからチトゥンド・フロへ、そしてムクバルとムクイ村を訪れます。朝食後、ナミベの町を出る前に、ポルトガルの古い灯台を訪れます。かつて監視に使用されていた覗き窓から海岸を行き交う船を眺めてみましょう。

次に、ムクバル民族の中心地であるヴィレイへと向かいます。市場で一息した後、チトゥンド・フロへと進みます。ヴィレイを後にすると、風景が一変し、岩山が目立つようになります。チトゥンド・フロは、ムクバル族とムクイス族が住む地域で、彼らにとっては聖なる山。ムクバル族は、半砂漠地帯の過酷な環境の中、遊牧生活を続けています。この岩山には、古代の絵や彫刻が数多く残されており、その美しい洞窟の近くでキャンプをします。

このキャンプは全食事付きで、アウトドアの魅力を存分に楽しめる滞在となります。

ムクバル／ムクイ村

ムクバルとムクイの村を探索します。この地域はムクイ族が住んでいますが、彼らはコイサン族に似た遊牧民であることから、見つけるのが難しいことがあります。一方、ムクバル族はこの地域で家畜を放牧しており、その集落は非常に重要とされています。干ばつの時期には、若者たちが家畜のための牧草地を求めて長距離を移動することがあります。

ムクバル村は、鮮やかな色の粘土質の土でできた円錐形の家屋が特徴的で、一目で識別することができます。この日はキャンプでの宿泊となり、3食全てが提供されます。この体験を通じて、伝統的な生活様式と自然との調和を学びながら、地元の文化に触れることができます。

ヴィレイ／チビア／ムヒラ村へ

午前中はムクバルとムクイ村を出発してヴィレイに向かいます。ここではムクバルの重要人物が眠る大きなムクバル墓地を訪れます。その後、静かで平和なチビアへ移動し、コロニアル様式の家々を見学します。

その後、ムヒラ民族の居住区へ向かい、小さな市場へ立ち寄ります。ここでは、ムヒラ族の女性たちが様々な商品を売る様子を見ることができます。その後、ジャウに向かいます。夜の村で、ムヒラ族の生活習慣についてさらに学びます。

ムヒラの女性たちは、アフリカ全土で最も華やかなヘアスタイルを持っています。彼女たちはウンバオの木の樹皮と動物の脂肪を組み合わせて、その独特のヘアスタイルを作り上げます。この日はキャンプでの宿泊となり、3食全て提供されます。

ルバンゴへ

キャンプを出発し、ルバンゴへ向かいます。数日間のキャンプの疲れをホテルで癒しましょう。

オンコクア／ムヒンバサンド村／ムハカオナス村

ルバンゴからオンコクア、そしてムヒンバサンド村とムハカオナス村へ向かいます。まずはカハマの町まで南下し、新設された高速道路を利用してオチンジャウに進みます。ここで小さなマーケットで一息。

その後、ムディンバ族の居住区、カンヒメイの町に到着します。ムディンバ族は、女性たちの華やかなヘアスタイルで知られており、キリスト教の影響を受けながらも独自の入信儀礼を守り続けています。ここから先は、天候に左右される道路状況を考慮しながら、オンコクアへの最適なルートを探します。

オンコクアは、20世紀初頭にポルトガル人によって建設された小さな町で、オンコクア山の麓に位置しています。この町は、地域の様々な民族を探索するための重要な拠点となります。この日はキャンプで宿泊。3食提供されます。

ムヒンバ村／ムハカオナ村

オンコクアで朝を迎えた後、町の中心にある市場に向かいます。この地域にはムヒンバ、ムハカオナ、ムディンバ、ムトワ、ムガンブエの5つの異なる民族が住んでおり、それぞれが小さな市場で見ることができますが、特にムヒンバ族とムハカオナ族が目立っています。この多様な文化の交流が、この市場を非常に魅力的な場所にしています。この日はキャンプで宿泊。3食提供されます。

ムヒンバ村／ムハカオナ村

この日はムヒンバ族とムハカオナ族の伝統的な習慣を観察します。いくつかの村やオンコクア市場を訪れて、彼らの日常生活を見学します。

ムヒンバ族は主に牧畜を生業とし、クネネ川を水源としてナミビアとアンゴラの国境地帯を放浪しています。家畜はこの民族にとって非常に貴重な財産であり、紛争解決にもしばしば関わっています。彼らは多くの伝統的な生活様式を今も維持しています。

一方、ムハカオナ族もヒンバ族と同じ地域に住んでおり、その伝統には多くの共通点があります。ムハカオナ族の女性は、牛革で作られた装飾品と長い三つ編みの髪型を特徴としており、彼女たちのヘアスタイルはカラフルなビーズと炭素と動物の脂肪が混ぜ合わされた独特の装飾で知られています。

この日はキャンプでの宿泊となり、3食が全て提供されます。このような文化的な深掘りは、アンゴラの民族の豊かな文化を理解するための貴重な機会となることでしょう。

ルバンゴへ

オンコクアからルバンゴへ戻ります。ムヒンバ族とムハカオナ族の領土を後にし、長いドライブを経てルバンゴに到着します。

ホテルへ送迎します。長距離の移動後は、ホテルでゆっくりリラックスいただき疲れを癒します。

ルアンダへ

ルバンゴからルアンダへのフライトスケジュールに応じて、最後の観光地を訪れることができます。その後、空港へ送迎します。ルアンダへのフライトに乗り込み、到着後はホテルで夕食をお楽しみください。

ルアンダ／ご帰国へ

ルアンダからの帰路につきます。ルアンダ国際空港へと移動します。機内泊。