文化の宝庫、歴史の息吹、自然の驚異
文化と伝統が豊かな国、南スーダン。
独自の習慣、伝統的な踊りや音楽、儀式など、素晴らしい文化体験が待っています。
正式名称 | 南スーダン共和国/Republic of South Sudan |
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公用語 | 英語 |
首都 | ジュバ |
宗教 |
人口の60%はキリスト教徒、32.9%がアニミズムの伝統宗教、イスラム教が6.2%。 |
日本との時差 | -7時間 |
通貨 |
EGP エジプト・ポンド |
気候
南スーダンは熱帯気候に属し、年間を通して気温が比較的高いです。平均気温は25℃を超え、特に乾季(12月から3月)には最高気温が35℃以上に達することもあります。首都ジュバでは、年間を通して平均最高気温が34.5℃、平均最低気温が21.6℃となっています。高温に備えて、適切な涼しい服装や帽子、日焼け止めの持参をおすすめします。また、水分補給もこまめに行い、熱中症や脱水症状にならないように注意しましょう。
旅行シーズン
南スーダンを訪問するのに最適な時期は、12月下旬から3月下旬までの乾季です。雨季は4月から11月まで続き、4月は大雨や嵐の発生が比較的多めです。雨季には悪天候を伴い、多くの道路が閉鎖されることがあるので注意が必要です。
南スーダンの見どころ
南スーダンは文化体験、史跡訪問、アドベンチャー、郷土料理と、さまざまな魅力が詰まった国です。
古代から続く歴史と伝統文化。南スーダンを訪れれば、独自の習慣、信仰や文化を見たり体験することができます。中でもカジョ=ケジのピラミッドやシェイク・アル=カドゥードの墓、パレス・オブ・ザ・パレス、アゴロ王の宮殿など、史跡は必見です。
アドベンチャー好きな人にとっても南スーダンは魅力的!ハイキングやロッククライミング、川下りなど、スリル満点のアクティビティを楽しむことができます。特にナイル川は国土を貫いており、カヤックや釣り、ボート遊びなども楽しめます。
南スーダンの郷土料理も見逃せません。アフリカ料理とアラブ料理の融合が特徴で、ユニークで多様性に富んでいます。アシダ(Asida)と呼ばれるソルガムやキビから作られるお粥や、オクラと肉のシチュー「バミア」など、地元の郷土料理を味わうことができます。
ジュバ
首都ジュバは、白ナイルの両岸に位置します。観光客向けのバーやレストランが充実しています。必見の観光スポットは伝統的なキャトルマーケットとジョン・ガラン廟。ブルク地区は、現地文化と工芸品の宝庫です。工芸品のお土産物を購入した方に是非おすすめです。ジュバ国際空港からは多くの国際便が発着しており、近隣諸国(スーダン、ウガンダ、エチオピア、ケニア)へのアクセスも良好です。
バンディンギロ国立公園
南スーダンの赤道直下と東部に位置し、面積は1万平方キロメートル以上です。ナイル川を横断しており、世界で2番目に大きな動物の移動が起こる場所です。バンディンギロ国立公園では、キリン、ライオン、バッファロー、チーター、ヒョウ、ガゼル、トラ、ゾウなど、さまざまな野生動物を観察することができます。
ボマ国立公園
ジュバから近く、多彩な野生生物が見られます。広大なサバンナ地帯や森林地帯が広がっており、ライオン、ゾウ、キリンなどが生息しています。
車で約1時間の距離でアクセス可能です。
サザン国立公園
カバやニレウシなどの野生動物が生息している広大な湿地帯が特徴です。
ボートツアーを楽しむこともできます。
ニムレ国立公園
ジュバから車で約4時間の距離に位置しています。
ライオン、ゾウ、キリン、シマウマ、バッファローなどが見られます。