絶滅危惧種のマウンテンゴリラが棲む国
雄大な山岳風景。迫力の活火山。チンパンジー、マウンテンゴリラが生息する太古の森。
正式名称 | ルワンダ共和国 / Republic of Rwanda |
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公用語 | ルワンダ語、英語、フランス語 |
首都 | キガリ |
宗教 | カトリック、プロテスタント、アドベンチスト教会、ムスリム等 |
日本との時差 | -7時間 |
通貨 | RWF(ルワンダ・フラン) |
気候
標高が高く、気温は25度を超えることがめったにありません。
赤道からほど近いルワンダは、一年を通して観光を楽しむことができますが、ベストシーズンは6月から9月の乾季です。雨がほとんど降らず、日中は過ごしやすいので、トレッキングのベストシーズンです。夜間も晴れ間が多く、星空撮影をしたい人にはおすすめの季節です。
雨季は、豪雨と晴れを繰り返します。雨季のゴリラトレッキングは、より冒険的に楽しみたい人におすすめです。
旅行シーズン
Photo Garelly
ルワンダの見どころ
ルワンダには、アフリカのマウンテンゴリラの3分の1が生息します。地球最大級の山林地帯「ニュングエ国立公園」は、チンパンジーをはじめとする多くの霊長類が生息しています。
ルワンダには、目の肥えた旅行者をも引きつける特別な魅力があります。山岳地帯に囲まれたルワンダでは多様な生態系を見ることができますが、ルワンダならではの特色はなんといってもマウンテンゴリラやチンパンジーなどの霊長類を見れること。マウンテンゴリラの生息地ヴィルンガ山地では、ゴリラトレッキングツアーがおすすめです。山腹に潜むマウンテンゴリラとの遭遇を求めて森の中を歩くツアーでは、本物のアドベンチャーを体験できます。ニュングエの森では、キャノピーウォークやバードウォッチングがおすすめです。キブ湖などコンゴ川周辺には美しい湖畔の風景が広がります。隣接国との国境に面したニーラゴンゴ活火では、煮えたぎる迫力満点の溶岩が見れます。ルワンダの首都キガリを訪れるなら、ルワンダの歴史・虐殺を学ぶことができる虐殺記念館へ。ここでは平和について考えさせられます。
南西ルワンダ
山岳熱帯雨林地帯で、美しい丘陵風景が見られます。
多様な生態系で知られるニュングエ国立公園もこの一帯にあります。
ニュングェの森は、アフリカ東部・中部で最古の森で、その起源は氷河期まで遡ります。公園内にはチンパンジーのほか、ロエストグエノンなど13種類の霊長類を見ることができます。ゼンマイやシダなど、太古から続く森の世界を見ることができます。ハイキングコースがあり、森を見下ろせるキャノピーウォークもおすすめです。
絶滅危惧種のマダガスカルカンムリサギ、オオアフリカスゲヨシキリ、アカエリハシジロチメドリなどをはじめ、280種以上の鳥類が生息しています。バードウォッチングにも最適です。