天国に一番近い島モーリシャス

モーリシャスはインド洋に浮かぶ島国で、周囲は美しいサンゴ礁に囲まれています。

アフリカ大陸の南側、マダガスカルの東側に位置するイギリス連邦のひとつ。かつてはインド商人の中継地として栄え、インド系住民が多く住んでいます。世界中のセレブがバカンスで訪れる高級リゾート地としても有名で「インド洋の貴婦人」と称されています。

正式名称 モーリシャス共和国 / Republic of Mauritius
公用語 クレオール語、英語、フランス語
首都 ポートルイス
宗教 ヒンドゥ教、イスラム教、キリスト教
日本との時差 -5時間
通貨 MUR(モーリシャス・ルピー)

気候

モーリシャスは北回帰線の近くに位置する国で、年間の気温にあまり差がない熱帯性気候です。12~5月が夏で雨季、6月~11月が冬で乾季です。モーリシャスのベストシーズンは、海が楽しめる夏、12月~2月がオススメです。季節の変わり目である9月~10月もおすめのシーズンです。

旅行シーズン

この時期は雨期にあたり、降水量が多く蒸し暑く感じます。最高気温は31℃くらいです。降水量はエリアによって異なりますが、東海岸の年間降水量は1,400mm、西海岸では600mm、内陸の高原部では4,000mmと沢山雨が降ります。

この時期は乾季にあたり、天気のいい日が続きます。最も気温が下がる7月~8月は風が冷たく、長袖が必要になることもあります。海水の温度も低いです。冬の最高気温は26~29℃、最低気温は19℃~21℃です。

熱帯性のサイクロンが襲撃する恐れがあります。

Photo Garelly

モーリシャスの見どころ

シャマレルの滝

シャマレルの滝は、モーリシャスで最も落差のある滝です。本島の南西部のブラックリバー渓谷国立公園内に所在します。緑豊かな大自然の中、約100mもの高さから水が勢いよく流れ落ちるさまは美しく、モーリシャスを代表する観光名所の一つとなっています。

ポート・ルイス

モーリシャスの首都で、この国の文化や経済、政治の中心地です。
ユネスコ世界遺産に登録されている移民受け入れ建造物群の「アープラヴァシ・ガート」、街歩きの起点としても便利な「プラス・ダルム広場」、高台にあり街が一望できる要塞「アデレード砦」、世界で最も価値があると言われる切手が展示されている「ブルーペニー博物館」など。ポート・ルイスは比較的小さな街なので、数時間あれば一通りの観光スポットを見て回ることができます。

カゼラ(ケースラ)・ワールド・オブ・アドベンチャーズ

本島西部にある自然レジャーパークです。広い敷地内では、珍しいピンク色の鳩など150種もの鳥類や、様々な野生動物を目にすることができます。ライオンと散歩ができる「ウォーク・ウィズ・ライオン」という1歳前後のライオンと約1時間一緒に歩くアクティビティが人気です。事前に直接パークへ予約を入れておくことをおすすめします(身長と年齢制限あり)。
ほかにも赤ちゃんライオンや亀などの動物ふれあいコーナーや、セグウェイツアー、四輪バギーツアーなどもあり、大人も子どもも楽しめる施設です。

パンプルムース植物園

固有植物やエキゾチックな植物が見られることで世界的にも有名な植物園です。およそ3メートルにも達するといわれる、巨大なビクトリアアマゾニカスイレン(オオオニバス)や、タリポットヤシ(世界で最も大きいヤシのひとつ)は必見。敷地が広大なので、ガイドツアーがおすすめです。

カップ マルルー

カップ・マルルー(Cap Malheureux)は モーリシャス島の最北端に位置する小さな魚村です。村のシンボルとして親しまれている、「赤い屋根のチャペル」が見どころ。まるで絵画から抜け出してきたような、かわいらしくも美しい風景が楽しめます。

モーリシャスのツアーはこちら